<検査の事>　　　　STD情報ページ

検査についても、いろいろな勘違いや、思い込みがあるみたい。主に血液を採取して検査する。

採尿で検査するものもある。以下は、お医者様とのやりとり。

血液を採取して検査すれば何でも判るわけではない様だ。

Question：　先日、病院でクラミジアの血液検査をしたのですが、そのときにこちらが言わなくても

一緒に梅毒やエイズの検査も行ってるのでしょうか？そのときはクラミジアも陰性だった

ので、検査結果は、異常なしとのことでした が・・。

Answer：　 本人に承諾なしに検査することはあり得ません。
もし梅毒やエイズ検査が御希望でしたら、保健所や病院へ行って下さい。
またどちらも無症状のことがありますから、クラミジア等に感染するような行為があ
ったのなら そちらの検査も受けられることをお勧めします。

普通は、血を検査するって言われたら、全て調べてくれてると思うよね！

これって、勘違いしてたら人にうつすわ、自分も病気が進むわで、大変な事になるところだよ！

聞いててよかった。

保健所・・保健所に行けば、クラミジアとHIVの検査は無料でしてくれる。しかも、匿名というか、番号なので

　　　　　　　　　一応のプライバシーは守られる。福岡市の中央保健所（アイレフ）に関して言えば、受付から採血

　　　　　　　　　まで、すべて女性が担当してくれた。最近は、女子高生なども検査に来ているので、変な違和感

　　　　　　　　　などは無く検査してもらえる。ただし、梅毒の検査を希望する場合には、専用の用紙に記名しな

　　　　　　　　　ければならない。しかも有料（￥４８０）ただ、梅毒は症状が出て、気がついた時には手遅れの場合

　　　　　　　　　が多いので、どうせ血を抜かれるなら一度に済ませた方がイイと思う。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福岡市の保健所での検査について

献血・・・・献血では、採血の前にアンケートが配られる。しかし、それはあくまでも採血した血液を利用する

　　　　　　　 　為のもので、献血者のためのものだとは言い難い。　確かに、感染症にかかっていた場合、その

　　　　　　　　 血液は使用できない。だからそのお知らせ・・「あなたの血液は残念ながら使用できません。」とか

　　　　　　　　 「あなたの血液は献血には適しません」といったようなお知らせは来るらしい。

　　　　　　　 　もちろん希望した場合・・詳細な検査結果を希望できた場合は、ちゃんと教えてくれる。

　　　　　　　 　ただ、基本的には、このような検査をしてくれる・・という事を公にすると、この検査目的の献血が

　　　　　　　 　増えることを危惧しているらしい。日本赤十字の献血のHPを見ればわかる。

　　　　　　　 　HIVや梅毒、クラミジアなどは、はっきり通知がある場合と、上記のような曖昧な通知の場合がある

　　　　　　　　みたいだ。これらはどちらも、お医者さまからお聞きしたという事を付け加えておく。

病院・・・・病院で採血されることは、よくある。しかし、みんな勘違いしていることが多いみたいだ。

　　　　　　　　 病院で採血された血液は、検査項目が細かく設定されていて、それを指定してから検査される。

　　　　　　　　 したがって、何でも判るわけではない。医者がその病気を疑わない限り、検査を指示しない限り、

　　　　　　　　 その検査をすることは無い。これは、お医者様から直接聞いたことなので間違いない。

　　　　　　　　 さらに、血液検査のみをしに病院へ行くと、

　　　　　　　　 初診料（約３０００円）＋血液検査料（２５００円程度）さらに、HIVは別途￥２０００、梅毒は￥１０００

　　　　　　　　 が必要となってくる。自分から、「感染症の検査をして下さい」と言わないといけないし、匿名性は無

　　　　　　　　 いし、割高だし・・。別の病気で、採血検査されるときに、「ついでに調べてください」と言っておくのが

　　　　　　　　よいと思う。