梅毒 最初に症状が出て、やがて何もなかったかのように、 それは消えるが、治療をしないと梅毒はどんどん進行する。 病原体は、トレポネマ・パリダムという微生物。 性行為によって感染する場合が多いが、皮膚の損傷があると、そこに接触するだけでも うつる事があるらしい。もっとも危険なSTD。
☆ 第一期(性的接触後1〜12週) 硬性下かんと呼ばれる赤みを帯びた腫れ物が、病原体の進入した部位にできる。 性器にできることが普通。時に、口や肛門にでることもある。 この状態が1〜5週つづくが、痛みはない。
☆ 第二期(性的接触後1〜6ヶ月) 胸や背中、手足に赤い斑点ができる。脚の付け根やわきの下、首などのリンパ節が膨大す(腫れ)る。 発熱、のどの痛み、全身不快、倦怠感などがみられるが、やがてこの症状も消える。 後で、赤い斑点や、痛みが再発することもある。 この第二期くらいまでに発見、治療しなければ、悲しい結果となります。
☆ 第三期(性的接触後3年〜) 皮膚や内臓にゴム種と呼ばれる病気が起こる。関節炎や手足の感覚喪失(麻痺) 心臓、血管、脳、脊髄が侵され、身体各部の機能不全や痛みが起こる。 これらの症状は、たとえ梅毒自体を治療しても治らない場合がある。 結果、心不全、脳性麻痺、精神錯乱を起こして死亡するにいたる。
☆ 診断・・まず病歴を聞いて診断。病状があるときは、採血や、患部から膿をとって検査。 ☆ 治療・・抗生物質(通常はペニシリン)を使って治療。 完治を確認するため、医師の指示に従って、その後も受診する必要がある。 ☆ とにかく、危険と思ったら、検査に行く。 早期発見、早期治療しかない。
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